岡山実践心理ブログ

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造形療法で「自分が本当に望んでいる事」を明確にする方法

 

心理カウンセラーの井上です。先日、実践心理カウンセリング講座のユング心理学、造形療法を開催しました。

造形療法は、粘土を使って心のイメージを自由に現し、作成された作品を通して会話をすることで、心の深い部分を見つめていくことが出来る心理療法です。

特徴としては、他の箱庭療法絵画療法コラージュ療法(雑誌の切抜きを1枚の用紙に貼り付ける療法)と比べて、心がダイレクトに現れるという点です。箱庭療法やコラージュ療法は、様々なものを選択できますが、造形療法は自分自身で作り上げていくものですので、ダイレクトです。

ちなみに当スクールの造形療法では、皆さんが普段あまりやらない事、やりたくない事をテーマに粘土で作品を作ってもらっています。

どんなテーマかというと、ネガティブな感情のイメージです。

つらい、苦しい、悲しい、寂しい、憎い、腹が立つといったネガティブな感情は、普段の生活では出しづらいものです。それを感じると、嫌な気持ちにもなるので、出来れば遠ざけておきたいものでもあると思います。

でも実はその感情がクリアになると、心がスッキリとしたり、なりたい自分、望む自分が見えてくることもあるんですね。

↓の作品は、そんなネガティブな気持ちを振り返ってもらった後に作った「幸せなイメージ」の造形です。

受講生の造形療法の作品

Rさんの造形療法の作品

ハートが円形のものに守られているイメージ、上には周りの人が笑顔でいるイメージを作られています。周りの円状のイメージをお伺いした後、それが出来上がるためには何が必要なのか、具体的にどうすれば良いのかを一緒に考えていっています。

会話を進めていくうちに、「円状のものは、もっと大きいほうが良い!」と言われたので、実際に手を加えてもらい、写真の作品はマイナスのイメージから作り直したものより、さらに一段階円が大きくなっています。

ネガティブな気持ちを振り返ることなく、いきなり「幸せなイメージ、なりたい自分のイメージを作ってみて下さい」とお伝えして作ってもらうと、この形にはならなかったと思うんですね。

ネガティブな気持ちを出したり振り返るのは苦しさもありますが、どんな事がどんな風にしんどかったのか?を振り返っていくと、そこから「自分自身どういった状態を望んでいるのか?」が見えてくることも多いです。

実際に受講された方のご感想を紹介します。

受講された方のご感想

岡山県倉敷市 女性 Rさん

Rさんの造形療法受講の感想

最初は何をつくっていこうかイメージができなかったですが、先生に話を聴いてもらっていく中で楽しみながら造形でき、悲しい思いから、だんだん自分の中にある前向きなイメージで作品ができました。目に見えないものを形にする中で、自分にはこういう思いがあるんだと理解ができて、勇気がわいてきました。

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講座受講生の様子

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