岡山実践心理ブログ

カウンセリング・心理学等の役立つ情報、スクールの様子をお届けします

他人に振り回される理由とそこから抜け出すたった1つの方法

 

お子さんや配偶者等の家族、恋人や職場の上司・部下の言動に振り回されると感じる人は多いです。

そうなると一緒にいるだけで疲れますし、イライラしてきます。

しかし、振り回されると感じる人もいれば、同じ環境でも全くそう感じない人もいます。

この記事では、他人に振り回されると感じる理由と、その対策を紹介します。

振り回される理由

これは、振り回される対象に注意が強く向かいすぎているからこそです。その人に注意(自分の意識)が向いていなければ、振り回されるとは感じません。

例えば不登校のお子さんが家にいて、自分も家にいるとどうしてもお子さんに意識が向きます。朝起こした後は、「学校に行け」「行かない」で押し問答になることもあるかもしれません。その後も家にいるお子さんの将来が心配になってきて、どうしても意識がお子さんに向きます。

不登校のお子さんを始め、振り回される人に注意が強く向かうのには理由があります。

注意が強く向かう理由

これは、「~であるべき」「~でなければならない」という価値観があるからこそです。比較的多いのは、「完璧でなければならない」という価値観です。

例えば、上記の不登校のケースであれば、「良い子育てをしなければならない(完璧でなくてはならない)」という思いがあるからこそ、そうでないお子さんに意識が強く向き、苦しいです。

職場で逐一細かく注意してくる上司に振り回されているとしたら、「良い仕事をしなければならない」という思いが強いからこそです。

ですので振り回される人というのは、とても向上心が強いからこそといえます。ただ、それで苦しくなるとストレスもどんどん溜まってしまいますので、振り回されないための具体的な方法を紹介します。

振り回されないための方法

注意の方向と行動を変える

これは、「注意の方向」と「自分自身の行動」をセットで変えていきます。注意の方向だけ変えるのは難しいです。例を交えながら解説します。

子どもに振り回される

「家にいる不登校の子に強く注意が向かって振り回される」のであれば、お子さんに意識を向け続けていると1日中常に「ああしなさい、こうしなさい」と言いたくなります。しかし言う方も言われる方も、これはしんどいです。

子どもに意識・注意が向き始めたなと思ったら、注意を別のことに向けて必要な事に手を付けます。掃除、選択、食事などの必要な家事や、仕事やアルバイトに精を出すのも良いです。すると、ご自身の意識は行動した事に対して向いますので、お子さんに振り回される事は無くなります。

心配な気持ちはあると思いますが、振り回されると感じる時は、朝起こした後の判断はお子さんにまかせて、ご自身のやるべき事に意識を向けていくのが良いです。その上で、学校以外の社会との繋がりは取りやすくしておくことも大事です。友達と自由に遊ばせたり、塾に行かせているうちにお子さんの気持ちも動いていきます。

職場の上司に振り回される

職場の上司に振り回されると感じるのであれば、ご自身の意識が上司に向き始めたなと感じたら、目の前の仕事に意識を向けていくのが良いです。上司に注意されないために仕事をしているのではなく、良い仕事をする事に意識を向けて行動していきます。そうすると、振り回されるとは感じませんし、余計な緊張感も無くなります。

恋人に振り回される

恋人に振り回されると感じる場合は、「良い恋人でなければ」という思いが強いかもしれません。そうなると相手の思いを尊重しすぎたり、他人の期待に応えようという思いが強く、自分の言いたい事や、やりたい事を抑える機会が多くなります。

相手の事を思いやりながら、「自分はこう思う」、「こうしたい、これが欲しい」等、ご自身の思いと選択、楽しいと感じる事を是非大切にしていってあげて下さい。

また、依存傾向が強いと、どうしても振り回されやすくなります。依存心が強いかなと感じる方は、共依存の仕組みと劇的に克服する3つの方法の記事をご参考下さい。

どうしても彼氏彼女、元カノ、友達などに振り回される場合

上記の方法でクリアにならない場合、無意識のうちに根付いている価値観が影響しているケースもあります。

これは育ってきた環境が大きく影響しているのですが、例えば両親を手伝う・助けることで愛される機会が多いと、「役に立たなければ愛されない、役に立たない自分には価値が無い」という思いが無意識のうちに根付いていて、助けを求めてこられるとそれに応じてしまうケースがあります。

特に元彼や元カノなどの元恋人が助けを求めてこられるとそれに応じてしまい、本意ではない関係性が続くことがあります。

助けに応じながらも、自分自身の本音とは反しているので、はっきりいってこれはしんどいです。

ここに思い当たる方は、心理カウンセリングでクリアにしていくのがお勧めです。

まとめ

上記の方法で、自分次第の状況を作れます。ただ、嫌な人と関わると、どうしてもストレスや影響を受けます。そんな人との関わりは必要最低限にしておくのが一番です。

他人に振り回されていると感じだしたら、意識の方向とご自身の行動を変えていくことで、自分次第の状況、他人に左右されすぎない状態を作れます。ストレスやイライラも大きく減りますので、是非実践してみて下さい。

-カウンセリング実践