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ジョイカウンセリングスクールが岡山への移住・避難者を支援させて頂く理由3つ

2015年12月17日

心理カウンセラーの井上です。震災による移住・避難者への無料カウンセリングをスタートしてから1年と少しが経過しました。

この間数名の方に利用して頂きました。この記事では、なぜジョイカウンセリングスクールが岡山への移住・避難者へ無料カウンセリングを行っているのかを紹介します。

1 自分自身の努力では避けられない現象のため

関東から岡山への移住は、ほとんどの方が震災による原発の影響で移住してこられています。自然災害は自分自身の努力ではどうしようもありません。

そういった状況で苦しさを抱えておられる方がおられるのであれば、力になりたいという思いから無料でさせて頂いています。

2 移住者が入ってきたほうが価値観の幅が広がるため

私としては、そこに定住している人以外の人が入ってきたほうが、幅広い価値観や生き方が広がりやすく、結果として生きやすい社会になると思うんですね。

例えば交通マナーですが、私は岡山市に来る前は大阪に10年ほど住んでました。大阪の交通マナーは良くないです。平成25年、26年とも交通事故の発生件数は全国2位です。
http://www.insweb.co.jp/jidousya-jiko/jiko-ranking.html

岡山に戻ってきたら、大阪よりは交通マナーが良いだろうと思っていたら、ほとんど変わらなかったのでビックリでした。道を歩いていたら車がかなりのスピードですぐ側を追い越していったり、子供がいる住宅街の狭い道を結構なスピードで走る車をよく見かけます。

関東からの移住者の方も、岡山の交通マナーについて驚いている方が多いです。ずっと岡山に住んでいるとそれが当たり前になるのが怖いところです。移住者が増えたほうが交通マナーが良くなって子育てしやすい街になることは間違いありません。

交通マナーだけでなく、何にせよ閉塞的だと生き苦しいです。岡山は自然災害が少ないので、助け合わない県民性と言われることも多いですが、移住者が増えてくれたほうが閉塞感が少なくなり、生きやすい都市になると思います。

旅先で現地の人にお世話になったから

私自身の個人的な事なのですが、若い時には自転車で日本中・海外をよく旅しました。その時に現地の方に優しくして頂いたことが多かったんですね。

東北のとある町で雨の日に公民館の軒先にテントを張らせてもらおうと、許可を近くの家の人に取りに行ったらその家に泊めて頂いたり、四国では見知らぬおばさんからたこ焼きを差し入れてもらったり、北海道ではほとんどの車が自転車の私を大きく避けて追い越してくれたりと親切にしてもらった事が多かったです。

その人達の善意をその人達すべてに返すことは出来ないので、“善意を他人へ回す”という思いから実施しています。移住・避難されてきた方は旅人ではありませんが、せっかく岡山に来られた方たちはウェルカムしたいです。

まとめ

  1. 自分自身の努力では避けられない現象のため
  2. 移住者が入ってきたほうが価値観の幅が広がるため
  3. 井上が旅先で現地の人にお世話になったから

井上の個人的な思いが強いですが、こんな理由で震災による移住・避難者へのカウンセリングをやらせてもらっています。

他のカウンセリング予約との兼ね合いで、予約がすぐにはお受けできない時もありますが、ご希望の方は心を軽くするためにご利用下さい。

2017年12月1日追記
2017年12月1日より、割安でのカウンセリングに移行しております。ご了承下さい。

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

ジョイカウンセリングスクール代表。福岡にて心理学・コミュニケーションセミナー、心理カウンセリングを実施。2004年よりプロとして活動してます。プロフィール

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