岡山実践心理ブログ

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子育てがひと段落し、なんとなくもやもや感を抱えているあなたへ|絵画療法

 2013年10月25日  

子供さんが中学生くらいになり、少しずつ親の手を離れていくとき、「自分はこのままでいいのかな・・・」というモヤモヤ感を持たれる主婦の方は、多いように思います。

それまでは子育てに尽力し、お子さんが大きくなってきてご自身のことを落ち着いて振り返れるタイミングでもあると感じます。実際私が大阪でカウンセリング講座を担当していた時も、一番多かったのが子育てがひと段落した30代40代の主婦の方でした。

なんとなく感じるモヤモヤの理由

以前カウンセリングを担当させて頂いた主婦の方も、

「このままだとダメなのかなという、ぼんやりしたモヤモヤ感ばかり感じる」

ということを主訴として初めにおっしゃられました。

特に何かに困っているわけではないけれども、「なんとなく」モヤモヤしている、「何か落ち着かない感じがする」ということがあります。この「なんとなく気になる」というのは、とても大切な心のサインだと思います。というのも、子供の頃に必要で身につけた処世術が、成長してくるとビッタリとはまらなくなって、「何か、もやもやする」ということがあるからです。

生きるために必要で身に付けたその時の処世術

例えば子供のころに母がいつも大変そうだった、苦しそうだったと感じ、「母を助けることで愛される」ことが何度も続くと、「助けなければ愛されない」「役に立たなければ愛されない」という思いが自分でも気付かないうちに根付くことがあります。

決してこの思いが悪いわけではなく、そのときに生きるのに必要で身につけたことだと思います。ただ、この思いが強いと、無意識のうちに、「自分がどうしたいか」よりも「他人の思いを優先する」機会が多くなり、気がつかないうちにそれが心のクセになります。結果「自分は本当はどうしたいか?」という自分自身の思いが置いていかれ続けて、「なんとなく変な感じがする。」「なんとなく生き苦しい。」と感じることがあります。

こういった状況でなくとも、普段生活していると言いたいことを抑えざるを得なかったり、自分が本当にやりたいことを我慢せざるを得ないこともありますよね。

自分の思いを自由に表現すると、「本音の部分」が見えやすくなります。この

「自分の心を自由に表現する。」

ということにとても効果的なのが絵画療法(アートセラピー)です。

実際にカウンセリングで描いて頂いた絵画療法のケース

下の絵は、「このままだとダメなのかなという、ぼんやりしたモヤモヤ感ばかり感じる」という思いでカウンセリングに来られた主婦の方が、カウンセリングの最後に描いて頂いた絵です。

アートセラピーの作品 山間の湖にヨット

この絵を通してお話しているうちに、

「こんな『時計』のない場所で本を読んでいたい。」

と絵には無い「時計」のことをおっしゃられました。

それまでは子供の生活を基準に「時計」を見て生活してきた。自分の生活や好きなことではなく。

誰かのために何かをすることはとても尊いことだと思います。

でもそれが強すぎると、自分の心が本当にどう感じているか、何がしたいのかという部分が見えなくなって不自由さやモヤモヤを感じたり、今のままではダメな気がすると感じられる事もあります。

この言葉にしにくい「なんとなく」モヤモヤしている、「何か落ち着かない感じがする」というのは、自分自身をさらに活かすための大事な心のサインです。そんな自分自身からのサインを受け取ることは、新しい生き方を作っていく自分自身へのギフトでもあると思います。

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